「乗りやすくしたい」がオーナー様の最初の言葉でした。
今回のテーマはズバリ「ステージを選ばず、どのようなシチュエーションでも”軽くて軽快に楽しくライディングできるＺ”」です。
テクニカルワークスオリジナルのスイングアーム交換はマストで、これまたオリジナルの「リアキャリパーサポート一体型のチェーンアジャスター（チェーン引き）」をセット。
「ドリブンスプロケット（リアスプロケ）」「バッテリー＆ヒューズボックス・ケース」「ドライブスプロケオフセット加工」など、ライディングに合わせたワンオフパーツをふんだんに盛り込んだまさに「コンプリート仕様」の出来栄えです。
前後ホイールをNinja（GPZ900R）用に換装したことで、ホイールアダプターや前後キャリパーサポートも全て削り出しで高精度のフィッティングを実現し「パーツ精度」「オリジナル性」「メンテナンス性」の３拍子も”最高の仕上がり”に。
エンジン、ホイール、マフラー、シートそれ以外はほぼオリジナルパーツで武装
フレームに関してもZ1000R特有の弱点をピンポイントの溶接補強で克服、その他細かい箇所に至るまでほとんどの部品を現物合わせのワンオフで組み込んでいます。
これもひとえに「扱いやすく、かつZ1000Rのポテンシャルを引き出したい」という思いから、オーナー様との細かいやり取りで実現したもので、「こんな マシンに乗ってみたい」という要望と「これがベストのセッティングだ！」というテクニカルワークスの提案が融合した結果生まれたモデルと言えます。
